道衣

柔道は当初柔術の稽古衣を着て稽古していたが、袖、と裾の長い現在の柔道衣を作成し稽古するようになった。もともと、琉球王国時代の唐手には道衣が無かった、というのが定説になっている(稽古衣としてズボンのような物は存在していたらしい)。1922年、嘉納治五郎がプロデュースし、船越義珍に講道館で演武、指導した時に義珍が着用していたのが柔道衣である。動作も稽古内容も柔道とは違うため、柔道衣に徐々に改良がなされ、空手道に今のような空手道衣が誕生した。すなわち、空手道衣の元は柔道衣である。このように一般には別々と思われている柔道と空手道ではあるが、道衣において共通点が存在しているのである。